基本から韓国語 #3 ハングル① 基本母音10個

韓国語

今回はハングルの基本母音10個を勉強しようというものです。

ハングルとは韓国語の文字のことを指し英語のアルファベットや日本語のひらがな、カタカナ、漢字にあたります。

ハングルには10個の基本母音と11個の合成母音、そして14個の基本子音と5個の合成子音があります

今回は一番基本となるハングルの基本母音10個を覚えましょう 

今回学習すればハングルの基本母音10個が読めるようになります。

先ほども言いましたが韓国語の母音は基本母音10個と合成母音11個の全部で21個あります。

合成母音というのは基本母音が合わさって1つの母音として扱われる母音です。

例えば下の赤丸の合成母音は上の基本母音の中の赤丸2つが合わさっているのが分かるかと思います。

そして下の紫の丸で囲んだ合成母音は上の基本母音の中の紫の丸で囲んだ2つの母音が合わさっています。

発音も基本母音を合わせた発音になるものが多いので、まずはしっかり基本母音を覚えましょう。
そうすると後で、複合母音を学習する際も理解しやすいです。

では早速、基本母音を勉強していきましょう

これは「ㅏ(ア)」と発音します

日本語の「ア」と同じです。

3回練習してみましょう

「ㅏ(ア)」「ㅏ(ア)」「ㅏ(ア)」

これは「ㅑ(ヤ)」と発音します

日本語の「ヤ」と同じです。

3回言ってみましょう

「ㅑ(ヤ)」「ㅑ(ヤ)」「ㅑ(ヤ)」

母音って言ってるのに「yが入ってるじゃないか」と突っ込みたくなりますが、これは英語ではなく韓国語であり、韓国語ではこれは母音になるので気にしないでください

これは「ㅓ(オ)」と発音します

この発音は日本語にはないので最初は少し難しいかもしれません

これはよく「口を開けて「オ」と発音する」と書いてあったりするのですが、僕が研究を重ねた結果一番分かりやすいのは「ア」の口で「オ」と発音する考え方です。

「口を開く」というのを意識しすぎると必要以上に口を開けてしまいます。

「ア」の口で、発音だけ「オ」にするとうまく発音できます

日本語で普通に「オ」と発音すると口がすぼんで丸くなってしまうので、そうならないように意識してみてください

では練習してみましょう

「ア」と3回言った後に発音だけ「オ」に変えてください

「ㅏ(ア)」「ㅏ(ア)」「ㅏ(ア)」
「ㅓ(オ)」「ㅓ(オ)」「ㅓ(オ)」

もう一度練習しましょう
少し早く4回ずつ言います

「ㅏ」「ㅏ」「ㅏ」「ㅏ」
「ㅓ」「ㅓ」「ㅓ」「ㅓ」

「ㅓ」だけ3回発音してみましょう
「ㅓ」
「ㅓ」
「ㅓ」

最初は難しいかもしれませんが、慣れてくるので大丈夫です。

では次に行きましょう

これは「ㅕ(ヨ)」と発音します

これも発音の仕方は先ほどの「ㅓ」の時と同じ要領です

音が「ヨ」になるので練習する場合は「[ヤ]」の口で[ヨ]と発音する」と考えるとやりやすいです。

これも口が丸くすぼまないように意識してください

では練習してみましょう
「ヤ」と3回言った後に口はそのままで発音だけ「ヨ」に変えてみましょう

「ㅑ(ヤ)」「ㅑ(ヤ)」「ㅑ(ヤ)」
「ㅕ(ヨ)」「ㅕ(ヨ)」「ㅕ(ヨ)」

もう一度やってみましょう
「ㅓ」の時と同じように速く4回ずついきます

「ㅑ」「ㅑ」「ㅑ」「ㅑ」
「ㅕ」「ㅕ」「ㅕ」「ㅕ」

「ㅕ」だけゆっくり3回言ってみましょう

「ㅕ」
「ㅕ」
「ㅕ」

では次に行きましょう

これは「ㅗ(オ)」と発音します

口を少し突き出すような感じですぼめて発音します

3回練習してみましょう

「ㅗ(オ)」
「ㅗ(オ)」
「ㅗ(オ)」

発音してみると少し音がこもった感じになるのが分かると思います

もう一度練習してみましょう

「ㅗ(オ)」「ㅗ(オ)」「ㅗ(オ)」

これは「ㅛ(ヨ)」と発音します

日本語で意識せず「ヨ」と言う場合の発音に近いです

直前にやった口を少し尖らせる「ㅗ(オ)」と同じ口の形で「ㅛ(ヨ)」と発音します

3回練習してみましょう
「ㅛ(ヨ)」「ㅛ(ヨ)」「ㅛ(ヨ)」

もう一度練習してみましょう
「ㅛ(ヨ)」「ㅛ(ヨ)」「ㅛ(ヨ)」

これは「ㅜ(ウ)」と発音します

日本語の「ウ」に近い発音です

これも口を少し丸く尖らせる感じで「ㅜ(ウ)」と発音します

3回練習してみましょう
「ㅜ(ウ)」「ㅜ(ウ)」「ㅜ(ウ)」

もう一度練習してみましょう
「ㅜ(ウ)」「ㅜ(ウ)」「ㅜ(ウ)」

これは「ㅠ(ユ)」と発音します

日本語の「ユ」に近い発音です

これも口を少し丸く尖らせる感じで「ㅠ(ユ)」と発音します

3回練習してみましょう
「ㅠ(ユ)」「ㅠ(ユ)」「ㅠ(ユ)」

もう一度練習してみましょう
「ㅠ(ユ)」「ㅠ(ユ)」「ㅠ(ユ)」

これは「ㅡ(ウ)」と発音します

これはよく「口を開いて「ウ」と発音する」と言われるのですが、そうするとこれも必要以上に口を開けてしまいやすいので、「口をとがらせずに「ウ」と発音する」と考えるときれいに発音できます。

3回練習してみましょう
「ㅡ(ウ)」「ㅡ(ウ)」「ㅡ(ウ)」

もう一度練習してみましょう
「ㅡ(ウ)」「ㅡ(ウ)」「ㅡ(ウ)」

これは「ㅣ(イ)」と発音します

日本語の「イ」と同じです

声に出して3回発音してみましょう
「ㅣ(イ)」「ㅣ(イ)」「ㅣ(イ)」

もう一度練習してみましょう
「ㅣ(イ)」「ㅣ(イ)」「ㅣ(イ)」

以上が今回学習したハングルの基本母音10個になります

まずは「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」(ア・ヤ・オ・ヨ・オ・ヨ・ウ・ユ・ウ・イ)の10個があることを覚えましょう

順番もこの「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」で覚えたほうがいいです
今は紙の辞書を使うことはほとんどないかと思いますが、これが辞書に出てくる順番になります。
日本語の「あいうえお」の語順のようなものです

最初は発音は気にしなくてもいいのでとにかく何度も口に出して「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」(ア・ヤ・オ・ヨ・オ・ヨ・ウ・ユ・ウ・イ)とリズムよく覚えましょう

3回練習してみましょう
「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」
「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」
「ㅏㅑㅓㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」

全部覚えられたら、そのあとに2つある「オ、ヨ、ウ」の発音の違いに注意してみてください

お気づきの方もいるかもしれませんが日本語にない発音にはダッシュを付けてあります

どれも「口をとがらせず発音する音」です

最後に一番下の紫の部分を見てください

「韓国語の構成」という動画で話したのですが、ハングルは“必ず”子音と母音の組み合わせが必要です。今回勉強したような母音だけを発音、表記したい場合は、このように「이응(イウン)」と呼ばれる「〇(丸)」を母音の左側、もしくは上につけます
この形で「子音はなく母音のみの発音ですよ」ということを表します。

少し慣れたらこちらを覚えるようにしてみてください

今回は以上です

次回は複合母音をやりたいと思います

では次回また会いましょう

アンニョン~

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