韓国ドラマや映画を見ていて「誰」「誰が」「誰か」「誰かが」という言い方に違和感を覚えたことはありませんか?
実は日本語と韓国語では辞書的な意味とは若干違う使い方をされるものがあります。
今回はその中でもよく使われるシーンを3つピックアップして違いをみていこうと思います。
基本的な意味
基本的な対応する意味としては以下のようになります。
누구 = 誰
누가 = 誰が
누군가 = 誰か
누군가가 = 誰かが
「誰ですか?(누구세요?)」などの基本的な使い方は参考書などに載っていると思うので、少し使われる場面が違うものをまとめていきます。
誰かいませんか? 누구 없어요?
家やお店など人がいるかいないか確認する時に使われます。特に誰もいなさそうな時に使いますよね。刑事もののドラマや映画で捜査のために家や倉庫などに行った場面などでもよく聞きます。
誰かいませんか? 누구 없어요?
誰かいますか? 누구 있어요?
日本語では「誰か」ですが韓国語では”누군가”ではなく”누구”を使って”누구 없어요?” とよく言います。
日本語でも「いませんか?」と否定形でいうことが多いと思いますがそれは韓国語も同じです。
저기요~? 누구 없어요~? すみません~ 誰かいませんか~?
誰かいるの? 누가 있어?
これは友人の家に行った際などに「玄関に靴があった」「奥から物音がした」など「あれ?誰かいるのかな?」と思った時に尋ねる言い方です。ドラマで恋人の家に行ったら”異性の靴があった”なんていうハラハラするシーンなどでも聞かれるかと思います。こういう場面に出くわした時にはこういうふうに尋ねてください。
누가 있어? 誰かいるの?
これも日本語では「誰か」ですが”누군가”より”누가”を使って”누가 있어?”と聞きます。丁寧に言いたい場合は最後に”요”をつけてください。
누가 있어요? 誰かいるんですか?
誰かがやるさ 누가 하겠지.
これも日本語では「誰かが」ですが、韓国語では”누군가가” よりも”누가”を使って”누가 하겠지”とよく言います。
まとめ
今回は日本語と韓国語の辞書的な意味とは違う「誰」”누구”に関連したよく使う表現を3つ見てみました。
誰かいませんか? 누구 없어요?
誰かいるの? 누가 있어?
誰かがやるさ 누가 하겠지.
書いているとまだまだ違いがありそうだと思いました!
また次回書きたいと思います!
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